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睡眠時無呼吸症候群

■このようなお悩みございませんか?

・毎晩、大きないびきをかきますか?

・昼間、眠くなることがありますか?

・「睡眠中に呼吸が止まっていた」と指摘されたことがありますか?

 

睡眠時無呼吸症候群って病気をご存じですか?

睡眠時無呼吸症候群は英語でSleep Apnea Syndromeと綴られ、一般的にはその頭文字をとってSAS(サス)と呼ばれます。

だいぶ前になりましたが、新幹線や高速バスの運転手がこの病気で居眠りをきたして、重大な事故を引き起こして、社会的に注目されました。

病気の定義としては、一晩の睡眠中に30回以上の無呼吸が出現し、良質な睡眠がとれない状態です。そのため、日中の眠気集中力の低下などの社会生活に大きな影響を及ぼします。前述のような公共交通機関の従事者だけでなく、一般の方でも労働効率の低下業務パフォーマンスの低下が懸念されます。

また、長期的な問題点として、高血圧や心臓病、糖尿病などの生活習慣病を高率に合併し、生命予後に大きく影響を与えることが明らかとなってきました。このように記載しますと、肥満の中年男性がなりやすい病気だと思われがちですが、実は年齢、性別にかかわらず、だれにも起こりうる病気です。最近では、うつ病や更年期障害などの、一見いびきや睡眠障害とかかわりなさそうな病態にも、睡眠時無呼吸症候群が関連していることが知られてきました。

そういった意味でも、上記のようなお悩みをお持ちの方だけでなく、そうでない方も一度睡眠時無呼吸症候群を念頭に検査をすることをお勧めします。

■睡眠時無呼吸症候群が疑わしい方は検査をお勧めします

まずは通常の外来を受診していただき、主に2つの検査をお勧めします。

一つ目は喉頭ファイバースコープ検査で、アデノイド肥大等の気道閉塞の有無を確認します。その検査の結果で、明らかな鼻閉の原因などがあれば内服や点鼻治療を行います。その程度が強い場合、手術療法をお勧めすることもあります。

二つ目が無呼吸検査です。検査機器を装着していただいた上で、一晩お休みになっていただき、吸状状態や血液中の酸素飽和度などを計測します。そのデータを解析し、一晩にどれくらいの無呼吸があるかを調べます。まずは、簡易検査を受けていただき、それでも判定が困難な場合は精密検査、という流れになります。

①簡易検査

まずはこちらの簡易検査を受けていただきます。この検査では睡眠中の呼吸状態、血液中の酸素飽和度等を同時に測定し、無呼吸・低呼吸の有無を調べることができます。検査はご自宅で簡単に行うことができ、テープでセンサーを貼り付け、本体のボタンを押して検査をスタートさせ、いつもどおり眠っていただくだけです。

検査機器は通常院内にありますので、当日検査機器があればその日にお渡しの予定です。ただし、他の方に検査機器を貸し出している場合、後日のお渡しになることもあります。検査の終わった日に検査機器をクリニックに返却していただき、後日(おおむね1週間後)解析結果をご説明いたします。

簡易検査のやり方について動画を作成しましたので、ぜひご覧ください。

検査費用は保険適応となり、3割負担の方の場合で2160円です(※)。

②精密検査(PSG検査)

簡易検査で、睡眠時無呼吸症候群が確定せずに、“疑い”となった方に行います。この精密検査では、簡易検査では行わなかった脳波も調べていきます。脳波を調べることで、睡眠中のみの無呼吸の状態が測定できるので、より正確な睡眠時の呼吸状態を測定することができます。頭や胸、腹、脚などに電極やセンサーを着けますが、痛みなどはありません。

通常は入院での精密検査をお勧めしますが、入院できない方、自宅でリラックスして検査したい方には、自宅での検査もオプションとして選択できます。その場合、検査機器は専門メーカーから配送されますが、数週単位でお待ちいただきます。検査費用は同じく保険適応となりますが、簡易検査よりかなり高額で、3割負担の方の場合10710円です(※)。

※初診料・再診料、その他検査費用、処方箋料など別途費用が発生します。

■簡易検査の結果を踏まえて、その後の方針を決めます。

まずは簡易検査の結果を判定します。無呼吸が正常範囲や軽度の場合は、睡眠時無呼吸症候群ではありませんので、ご安心ください。

中等度以上の無呼吸がある場合は、精密検査をお勧めする場合と下記のCPAP療法を開始する場合に分かれます。精密検査については、一般的には専門施設にご紹介した上で入院での精密検査が一般的ですが、当院では上記のようにご自宅で精密検査をする、というオプションも選択できます。いずれにしましても、検査結果によってどのような方針で進めるかを、診察でご説明します。

■SASの治療としてのCPAP療法

CPAP療法は、専用のマスクを介して気道内に陽圧をかけ、気道の閉塞を防ぐことで無呼吸を取り除く方法です。CPAPの機械は、当院を通じてメーカーからレンタルされますので、ご自宅で毎日CPAP治療ができます。この治療は保険診療の範囲内で可能ですが、治療を適正に継続するためには、毎月の通院・受診が必要です。

※ネット予約の際に「睡眠時無呼吸症候群の検査を希望」の記載をお願いします。

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