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当院の感染対策に対する取り組み

当院で行っている感染対策についてご説明をいたします。そのうえで、これらの対策を講じながら日々の診療を行っていきますので、安心して受診してください。

①時間帯予約システムの実施

 一般的に、耳鼻咽喉科クリニックは予約制をとっていなかったり、順番予約であることが多いですが、当院では時間帯予約システムをとっています。計画の段階では、”お待たせしない診療”を目指して導入したのですが、このコロナ禍の中では待合室や診察室での集中を防ぐ意味でも、三蜜対策にもなっています。このため、当日直接当院にいらしても、すべての方の診察ができないこともありますが、安心して受診していただくことを優先させていただきますので、ご理解いただきますようお願いいたします。そのようなことがないためにも、事前にホームページから予約をお取りするようお願いいたします。

②マスクの装用

 新型コロナウイルスが拡大し始めてから、マスクの装用につきましては皆さんも意識されていると思います。もちろん院長を含めすべてのスタッフは装着していますが、来院される皆さんにつきましても必ずマスクの装着をお願いいたします(未就学児で、マスク装用が困難な場合は除きます)。なお、鼻やのどの診察に際には一時的にマスクをはずしていただくこととなりますが、問診の段階ではマスクの装着は必要ですので、診察室に入る際に指示があるまでマスクは装着したままでいてください。ご協力をお願いします。

③来院時の検温とアルコール消毒

 こちらも最近では一般的となりましたが、クリニックの入り口ですべての方に検温をお願いしています。大変申し訳ありませんが、このコロナ禍の中で、当院では発熱患者さんの診療はできません。確かに厚生労働省は「かかりつけ医等に相談を」と言っていますが、マンパワーの限られた私共のような小規模クリニックでは対応が困難です。ですので、お熱のある方は、感染対策の整った医療機関での診療をお願いします。また、感染対策として受付窓口に手指消毒液をご用意いたしましたので、受付手続きの前にぜひご使用ください。

④受付・会計窓口のアクリル板パーテーションの設置

 開放的なクリニックをイメージして、受付・会計窓口は大きく設計しました。ただ、この状況においてはあまりに開放的すぎて、受付スタッフの感染予防の観点から、アクリル板のパーテーションを設置しました。アクリル板の厚さは5㎜としっかりとしており、透明度も高いので、お互いの顔がしっかり見える作りになっています。窓付きのパーテーションですので、保険証や処方箋などのやり取りもスムーズです。どうしても対面業務となる受付・会計窓口ですので、ご理解をお願いします。

⑤ソーシャルディスタンスの確保

 待合室では多くの患者さんが診察をお待ちになりますので、どうしても密集しがちです。幸いなことに待合室を広めにとっていましたので(実は出来上がってみて、少し「広すぎたかな」と思っていたところでした・・・)、ソーシャルディスタンスを確保する上では結果的にいいつくりに仕上がったと思っています。とはいえ、診察室も限られた空間ですので、あまり混雑する場合は駐車場の車内で待機していただくことも想定しています。現在のところ、そのような事態には至っていませんが、万が一その際はご協力をお願いします。

⑥自動精算機の設置

 計画の段階で診察後の会計待ち時間短縮を目指して、自動精算機の設置を決めていました。ただ、お金のやり取りをスタッフが直接行わないで、機械を通して行っていただくことも、直接の接触を減らすという点で、一つの感染対策となっています。最近はスーパーの会計などでも自動精算機の導入も進んでおり、見慣れた方もいらっしゃいますよね。それでも、初めは戸惑うかもしれませんが、徐々に慣れていただけると思いますので、ご協力をお願いします。

最後に

 新型コロナウイルス感染症が発生してから、大きく世の中が変わったと言われています。私もそう感じている一人で、今までの常識が通用しない世の中になったと思っています。もともと耳鼻咽喉科医師はマスクを装着しての診療が一般的です。それは皆さんのお顔に近づけて処置や検査などを行うため、感染から自分を守るために眼鏡とマスクを装着することを、耳鼻咽喉科医師になって最初に仕込まれるからです。とはいえ、個人的にはマスクなしでの診療のほうが、私は好きです。もちろん処置の時は必ずマスクをしますが、問診の段階ではマスクをずらして会話をするよう心がけていました。というのも、マスクをして会話をすると、言葉がはっきりと伝わらないからです。特に、耳鼻咽喉科を受診される方には、聞こえでお困りの方が一定数いらっしゃいますので、あえてそのようにしていました。ですので、マスクを必ず装着しなければいけないこの状況は、個人的には非常に不本意ではありますが、現在は感染対策を優先せざるを得ません。早くこの状況が改善され、マスクをしなくても診療ができる状況になることを願ってやみません。世の中が変わったといっても、お互いにお顔を見ながら診療をできる、そんな診療のあり方は変わらないでほしいと思っています。

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